最新記事
- 相続・空き家問題をわかりやすく
- 新年あけましておめでとうございます。
- 国交省「地域の空き家・空き地等の利活用に関するモデル事業」の事業者に採択されました!
- お盆は良い機会ですね。
- 親族間の意見調整には第三者が役立つことも
- とりあえず賃貸で。は要注意です。
- いざという時のために今備えておくこと
- 個別セミナーを名古屋市昭和区で開催します。
- 名義の変更を忘れずに
- 空き家問題の深刻さを改めて実感しました。
カテゴリ
アーカイブ
- 2018年04月15日category: 空き家問題
- 相続・空き家問題をわかりやすく
空き家実家相談センターの荒木です。
今日の名古屋は、風が強く、春の嵐の様相です。
さて、今、空き家実家相談センターでは、
「難しく、分かりずらい、「相続」「空き家問題」を親しみやすく、わかりやすくお伝えする!」
を目標に、
相続、空き家問題をネタにした「漫才」を作成中です。
名付けて、『相続漫才』(笑)
「漫才」だからといって、内容はふざけたものではありませんよ。
相続、空き家問題のポイントを正確に、的確に、でも、少し面白く、お伝えしようという
試みです。
来週中には第1回が完成予定です。
このブログにもアップする予定ですので、こうご期待!(笑)
初の試みですので、長い目で見てくださいね・・・
荒木
- 2017年09月28日category: 空き家問題
- 国交省「地域の空き家・空き地等の利活用に関するモデル事業」の事業者に採択されました!
空き家・実家相談センターの荒木です。
皆様にお知らせです。
この度、当センターは、
平成29年度国交省「地域の空き家・空き地等の利活用モデル事業」の事業者に採択されました!
我々センターの活動内容や方針をご評価いただき、本当にうれしく思います。
これから益々、空き家、実家の相続でお困りの方々への取り組みを積極的に展開して参ります。
是非お気軽にご相談ください!
- 2017年06月05日category: 空き家問題
- 空き家問題の深刻さを改めて実感しました。
空き家・実家相談センター プランナーの後藤です。
先日、相続した不動産中心の資産情報の整理と今後の対策(資産運用・相続対策等)をご依頼いただいたご依頼者から、隣地所有者への相談代行をご依頼いただき、隣地所有者さんにご相談に伺ったときに感じたことをご紹介します。
隣地というのがかなり以前からの空き家で、その所有者さんは、その空き家から5㎞程離れたところにご自宅があります。
ご自宅に訪問したところ、ご高齢の方が出てきていただきましたが、お耳が遠く、こちらの相談内容が上手く伝わりません。
別の方法で情報を確認したところ、空き家のご所有者は認知症で施設に入所されており、私が訪問したご自宅には、先程のお耳の遠いご高齢者の単身住まいとのことです。
ご子息がお二人いらっしゃるのですが、遠くに持家があり、同居の予定は全くないとのことです。
となると、このご自宅も遠からず空き家となってしまいます。
また、その周辺も、どうやら全体的に皆さんご高齢の方ばかりのエリアで、既に放置空き家となっている家が1軒と、すぐ向かいの家も少し前から空き家となってしまっておりました。
つまり、今回、ご依頼者から隣地所有者への相談業務をご依頼いただき、たまたま訪問した先で、既に空き家となっている家が3軒とこれから確実に空き家になる家が1軒、いずれ空き家となってしまいそうな家が数件という生々しい実態に遭遇しました。
2013年のデータでは「空き家」総数が820万戸、その内「放置空き家」と見られる空き家が310万戸程度となっています。
2033年には倍以上に増加すると言われておりますが、まさに私が住んでいる地域で深刻な事態となっている現状を目の当たりにした体験でした。
この現状は、絶対になんとかしなければいけません。
今後、これまで以上に、「実家相続の心配事」「空き家問題」の悩み解決に向けて心血を注いでいきたいと思います。
空き家・実家相談センター プランナー 後藤 明
- 2017年05月27日category: 空き家問題
- 建物の解体は、よく考えてから。
空き家実家相談センターの荒木です。
先日の相談会にお越しになったお客様の事例です。
空き家になった実家(戸建)を売却する際に、
建物も古く、更地にした方が売りやすいだろうとの理由で、
あまりよく考えずにとりあえず、建物を解体されたそうです。
そして売り出したものの、いつまでたっても買い手がみつからず、
建物がなくなったため、税額があがった固定資産税を長い間
支払続けている・・・・・という状態に。
たしかに、一般的に、古家付きよりも更地にした方が、売りやすい
というケースは多いです。
ただ、売れる見込みもないまま、安易に解体してしまうと、このお客様の
ようなことになりかねません。
売却プラン、建物解体の時期、方法、等については、専門家としっかり相談し、
計画的に行いましょう。
- 2017年03月22日category: 空き家問題
- アパート建築の提案は、詳細内容を確認し、リスクに充分気を付けながら検討しましょう。
空き家・実家相談センター プランナーの後藤です。
アパート建築を提案する会社はたくさんありますが、検討いただくときは充分に気を付けていただきたいと思います。
先般、不動産活用コンサルティングをご依頼いただいた方からのご依頼で、とある建築業者さんからのアパート建築提案の説明に同席させていただきました。
その業者さんからは、「当社は、企業さんの寮・社宅ニーズの斡旋を受託しており、今回、ある企業さんの従業員さん用の寮・社宅ニーズ対応のためのアパート建築をしていただける方を探しております。」とのお話がありました。
寮・社宅ニーズへの対応は、もちろん解約リスクがありますので、慎重に検討しなければなりませんが、企業の体力、ニーズのボリューム、必要スペック、借上げ期間等の条件によっては、通常の一般向けアパートより賃貸経営としてのメリットが出る場合もありますので、楽しみにご依頼者とともに説明を聞くことにしました。
ところが、その建築業者さんからは、分厚いアプローチブック(営業説明用ツール)による自社説明(当社はこんなに実績が多く、安心できる会社です、という説明。)と、大手賃貸専業メーカー等他社の一括借上げシステムのトラブル説明等(他社には気を付けてください、という説明)に終始しておりました。
そして最後に「当社が30年間一括借上げしますので、安心してください。」と。
(先ほどまで、他社の一括借上げシステムを徹底的にけなしていたのに…。)
ようやく本題に入ったかと思えば、企業からの寮・社宅ニーズへの斡旋を受託しているということのみを強調し、その企業の詳細ニーズの説明はなかったので、突っ込んで質問をしてみました。
最初は、「それは企業さんの内部情報なので話せません。」と言われたので、「であれば検討できません!」と私が言うと、あっさり「〇〇室必要です。」との回答。単身向けかファミリー向けか、広さ・駐車場の有無や家賃とかの詳細ニーズを質問すると、しどろもどろの回答しか出てこず…。
結局、一番聞きたい情報ははっきりしませんでした。
新人の営業マンからの説明ならそれでも仕方ありませんが、名古屋支店長がそんな説明では、しっかりしたニーズを掴んでいないとしか思えません。
アパート建築は、多額の投資をし、リスクを取って事業を行わねばなりません。
そして、アパート事業のお客様は入居者さんです。その入居者情報を持ってアパート建築を勧める会社が、その入居者ニーズ情報を曖昧にしか掴んでいないということはあってはならないことです。
しかしながら、今回は私が突っ込んだ質問をしたためにボロが出ましたが、一般の方はそんなことはわかりませんので、丸め込まれてしまうこともあると思います。
実は、この手の建築業者はとても多いのです。
アパート建築を検討される場合は、充分に気を付けていただきたいと思います。
プランナー 後藤 明