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- 2017年02月26日category: 空き家問題
- 親御さんからのセカンドライフプランニングのご依頼が増えてきました。
空き家・実家相談センター プランナーの後藤です。
最近、お子さん達が独立された親御さんからのセカンドライフプランニングのご相談が増えてきたように思います。
私がファイナンシャル・プランナーだからかもしれませんが、少しずつ「自宅の空き家化」と、「円満相続」を早い段階で意識される方が増加してきているのではないかと思います。
皆様共通しているのは、自宅は売却して現金化し、ご自身達の生活資金に充てたいというご希望があるということです。
ご自宅(お子さん達からするとご実家)を想い出の詰まった場所と捉え大切にしたい方からすると、とんでもない話かもしれませんが、ご相談者様方は皆様こうおっしゃっています。
「子供たちは皆、独立してしまい、将来もこの家に戻って住む者はいない。自分達に何かあるとこの家は空き家になってしまう。それと同時に、知り合いが相続で揉めた話などを聞くと、下手に自宅という(分割しにくい)財産を残すことで、子供たちが仲違いするようなことには決してなってほしくない。」
「だから、いっそのこと、自分達が元気なうちに現金化して、自分達の生活資金にすることにした。もし仮に、全額使いきれなくても、現金が残るから子供達で均等に分ければ揉めることもないでしょう。」
とても合理的なお考えだと思います。
ご自分達の生活にゆとりが生まれ、そして「空き家」対策にもなり、さらに「争族」対策にもなってしまうわけです。
もちろん、誰もがこのような割り切った考え方ができる訳ではありません。
ただ、不動産を所有されている親御さん世代(団塊の世代の方々等)は、早い段階で、『この先どのように対策するか』ということをじっくりと検討してみることは、本当に大切なことではないかと思います。
私どもは、セカンドライフのライフシミュレーションから住まい方提案、不動産の最適な活用法、円満相続のポイント等、中立的な立場から総合的なアドバイスやサポートをさせていただきます。
お気軽にご相談いただけたら嬉しいです。
プランナー 後藤 明
- 2017年02月22日category: 空き家問題
- アパート建築は契約内容をよく確認して。
空き家実家相談センターの荒木です。
今日のニュースで配信されていましたが、
家賃収入が10年間変わらない契約でアパートを建てたのに、
6年後に家賃を減額されたとして、大家さんが、サブリース大手企業を相手に
訴訟をおこしたとの事。
サブリースとは、サブリース会社が、アパートを一括で借り上げて空室に関係
なく、一定の家賃を保証する、という契約です。
このような契約をしたにも関わらず、家賃が減額された!と問題になっているのです。
実は、このような訴訟は全国で数多くおこっています。
大家さん、サブリース会社、どちらに責任があるのかは、契約内容を詳細に確認しないと
わかりませんが、まちがいなくいえることは、家賃保証という言葉だけを聞いて
安易に契約を結ばない、ということです。
誤解のないように申し上げますが、サブリースという契約自体が悪いわけではありません。
それどころか、大家さんにとっては、安心して賃貸経営できる良いサービスです。
申し上げたいのは、契約内容をしっかり理解し、あらゆるリスクを検討し、契約を結ぶことが
必要だということです。
そうはいっても、アパート経営が初めてで、専門知識をお持ちでない方が一般的だと思います。
そんな時は、第三者の中立的な立場で賃貸経営の可否を判断してくれる専門家にご相談下さい。
- 2017年01月20日category: 空き家問題
- とりあえず、賃貸で。は要注意。
空き家実家相談センターの荒木です。
寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行っていますので、体調管理気を付けないと
いけませんね。
実家の空き家相談に来られる方がよくおしゃるのが、
「すぐには売る決心がつかないので、
とりあえず、人に貸します。」というもの。
たしかに空き家として放置しておくよりも、賃貸で貸すほうが
家の傷みも少ないですし、なにより家賃収入が入りますので、
良いことばかりだと感じます。
ただし、ご存じない方も多いのですが、
賃貸に出すには、「人に貸せる状態」にしなければなりません。
(例外もありますが、ほとんどはそうです)
つまり、ほとんどの物件の場合、リフォーム費用が必要となります。
もちろん、物件の規模や状態によりますので、金額はまちまちですが、
水回りのリフォームまでやると100万円以上必要な場合もめずらしくありません。
また、今の時代、すぐに入居者が決まる保証はありません。
多額のリフォーム費用かけて、入居者がなかなか決まらない・・・
「とりあえず、賃貸で」は、慎重な計画の上、実行することが重要です。
荒木
- 2017年01月17日category: 空き家問題
- 空き家は放置できない時代になりました。
空き家実家相談センターの荒木です。
2015年に「空き家対策特別措置法」が制定されて以来、
いろいろなメディアで広報されているのでご存じの方も増えてきましたが、
空き家を放置できない時代になりました。
簡単にいいますと、
放置している空き家が、ごみの不法投棄などで衛生上有害となるおそれがある、
著しく景観を損ねている、倒壊の恐れがある・・・等の条件にあてはまると、
「特定空き家」に指定され、きちんと管理するよう、国から助言、指導、勧告、命令が
行われる対象になります。
「特定空き家」に指定されると、固定資産税、都市計画税の軽減措置がなくなったり、
さらに、自治体からの勧告、命令に応じず、放置を続けると、役所によって家が取り壊され、
その解体費用が請求される!という事態になるおそれもあります。
現実、名古屋市においても相当数、「特定空き家」に指定されています。
決して他人事ではありません。
近隣からのクレーム等が表面化する前に早急な対応が必要です。
- 2017年01月14日category: 空き家問題
- 空き家の維持管理費用はばかになりません。
空き家実家相談センターの荒木です。
今日は、名古屋も雪が降っています。
予報では積るとのこと。
寒いはずですね。
昨日、センターにお越しいただいた方、愛知県春日井市に空き家を
お持ちで、すでに1年ほど放置していたが、今後も誰も住まないことが
決まったので、売るか、貸すか、具体的に検討したい・・とのご相談でした。
お聞きすると、家が傷むのを防ぐため、定期的に通水や通風をされて
いたとのことで、定期的に行くことの負担もありますが、空き家を維持管理する
費用もばかにならない・・とのお話です。
そうなんです。
空き家の維持管理にはコストがかかかります。
水道代、電気代や、庭の剪定費用、マンションなら管理費や修繕積立金も毎月必要です。
あと、固定資産税、都市計画税・・
年間10万円を超えることも珍しくありません。
空き家を何気なく放置、活用や処分の検討を先送りしていると、コストばかりが積み重なり
ます。
気になったら、すぐに行動に移しましょう。
荒木